08.28
KAWS ~ストリートとアートの融合~
こんばんは。
ストリートブランドが好きな方は、一度は目にしたことのある×印の目元をしたキャラクター。
KAWSの代名詞ともいえるこのデザインは、数多くのブランドとコラボし多くの作品が高値で取引されています。
本日は現代美術という観点からKAWSを紐解き、ストリートとの密接な関係について少し書きます。
ブライアン・ドネリー、通称KAWSは1974年ニュージャージー州ジャージーシティー生まれのストリートアーティストで、
ニューヨークのマンハッタンにあるニューヨーク美術学校(School of Visual Arts)イラストレーション科の学士を得て本格的に活動を始めます。
驚くことに、フリーランスのアニメーターとしてディズニーで働き、「101匹わんちゃん」や「ダリア」「ダグ」などのTVアニメシリーズを制作。
1990年代にアニメーターとして働く傍ら、グラフィティアーティストとしてニューヨークの街中でビルボードやバス待合所、電話ボックス広告などに落書きするように、、、
始めのうちは世間に全く見向きもされなかったようですが、KAWSの知名度が上がるにつれ、広告の書き換え後に探され盗まれるまでに。
そして、1999年にデザイン業を開始。
日本とはかなり密接な関係にあり、第一弾として同年にバウンティーハンターとコラボ。
世界のコレクターの間で瞬く間に人気が爆発し、当時裏原で大流行していたエイプなどとのコラボにより、
若者の間でも人気に火が付きました。
そして、2006年にはベアブリックで有名なホビー会社の「メディコム・トイ」と手がけ、
「オリジナルフェイク」では、フィギュアのみならず洋服のデザインも手がけます。
KAWSの作品を上げるとキリがないので、当店に今取扱いのある作品を少し、、、
彼のキャラクターの中で最も人気があるのが「Companion」。
Supremeとのコラボアイテムも爆発的な人気、、、
AIR JORDAN 4コラボも記憶に新しいです♪
その他にも長年の親友であるファレル・ウィリアムスや、コム・デ・ギャルソンなど多くのビッグコラボが実現しています。
そして、パリやアトランタ、イギリスやテキサスなど数々の美術館やギャラリーで展示会を行い、挙げればキリがないほどの成功を収めています。
日本では村上隆氏がオーナーを務めるKaikai Kiki Galleryにも展示されました。
ファッションとアートどちらの観点からも賞賛され、そしてそのふたつを繋げる。
ストリート出身のアーティストとして多大なる影響と成功を収めるKAWS。
そしてその輝きは現代アーティストとして、これからもアートやファッションの世界に大きな影響を与えてくれる存在であることは間違いありません。
次は、何がリリースされるか楽しみですね♪
それでは、また!