09.09
TENDERLOIN ~SOUVENIR JKT~
こんばんは。
本日はスーベニアジャケットについて少し。
スーベニアジャケットはその名の通り、お土産用のジャケットを意味します。
上がスカジャン、下がベトジャンを、テンダーロインのフィルターを通しサンプリング。
では、スカジャンとは、ベトジャンとは、そして二つの違いについて簡単にではありますが書いていきます。
〈スカジャン〉
日本発祥の洋服。
第二次世界大戦後、横須賀米軍基地で日本駐留のアメリカ軍兵士達が、自分のジャケットに和風の刺繍を入れてもらったのが始まり。
軍人は世界中に派遣されるため、いざ帰還!となった時に、
その土地にゆかりのあるものをジャケットに刺繍で施し、お土産として持ち帰る、、、
これがスーベニアジャケットの由来です。
そして、ご存じの方も多いとは思いますが、スカジャンの由来は横須賀からです。
〈ベトジャン〉
ベトナム戦争時に作られたもの。
お察しの通り、ベトジャンの由来はベトナム。
スカジャンと同様にベトナム戦争時に米兵がお土産として持ち帰った物です。
〈二つの違い〉
スカジャンが第二次世界大戦後(1940年代後半)からできたもので、ベトジャンはベトナム戦争(1960~75年終戦)の時に作られたものになります。
スカジャンは化学繊維の刺し子地で作られることがスタンダードで、
ベトジャンはパラシュート生地や寝袋などをジャケットに仕立て直したのが最初だと言われ、ミリタリー色が強いです。
動物の刺繍が主なスカジャンに対して、ベトジャンは地図の刺繍がスタンダードです。
スカジャンは日本人の繊細な技術によって刺繍が丁寧なのに対し、
ベトジャンはスカジャンに比べ少し雑な印象。しかしその刺繍のへたうま感がまた良い味出してます。
とまぁ、こんな感じで簡単にではありますが、各々の歴史と違いについて書きました。
まだまだ書ききれない程奥が深いので、ご興味のある方は掘って下さい笑
それでは、また♪